Make It Creativeは、YouthSpark Live ワークショップで、日本マイクロソフトと過去3年間、ワークショップを共に開催してきた。このワークショップは、マイクロソフトのグローバルな YouthSpark 構想の一環で、すべての若者に対してコンピューター・サイエンスを学ぶ機会を増やし、彼ら自身や家族、そして地域のために、より大きく成功する能力を与えることを目的としている。
このユニークな1日のワークショップは、一連のチーム・チャレンジを通し、しっかりした対人関係を養い、iLEAP卒業生コミュニティの間で次の段階のコミュニティ展開を始動するためにデザインされた。

2014年から2016年の間にシアトルで iLEAPプログラムに参加した30人の卒業生が、彼らのコミュニティの将来の可能性を探求すべく、日本マイクロソフトの本社に集まった。

参加者は、シアトルで共有した経験が、どのように日本において、個人として、またグループとしても彼ら自身の可能性を最大に発揮しながらポジティブな社会的影響をもたらすのに役立てられ、パワフルかつ協力的なコミュニティの発展につなげられるかについて、充実した討論を行った。

この探求プロセスの一部として、参加者たちは、彼らが共有する精神を表すグループマニフェストを作成した。

これと前後し、ワークショップでは主要なコーディングの法則を紹介し、ロボットのコーディングとウェブサイト作成プロジェクトを通して基本的なプログラミングを指導した。

iLEAP について

iLEAPは、世界に希望と変化をもたらす統合されたリーダーシップ・プログラムを通して、社会のリーダーとグローバル市民を応援し育てることをミッションに掲げる国際非営利団体だ。

TOMODACHI-Microsoft iLEAP ソーシャル・イノベーションとリーダーシップについて

日本、アメリカ、そして世界中でポジティブな変化をもたらすことのできる、新しい世代の日本人企業家とコミュニティ・リーダー(18〜25歳)を育てるために設置されたプログラム。

各年のYouthSpark Live ワークショップにおいて、コーディングは常に必須要素だ。そのプログラムのデザインは、毎回、完全な白紙から始め、プログラミングを紹介するのに最良なアプローチの検討を重ねてきた。2014年には、アプリ制作を採用した一方で、2015年には Arduino を基本にセンサーやアクチュエータ付きの IoT (モノのインターネット) デバイスを紹介した。

教育分野でのロボット市場の目覚ましい成長を目の当たりにし、2016年のワークショップでは、プログラミングで実際のロボットを操作するというコンセプトを採用。各ワークショップ 1日という限られた時間の中、参加者は短い時間枠の中で動けることが極めて重要だった。つまり、テクノロジーが学習の妨げにならないよう注意が払われた。そのため、Bluetooth で作動でき、ドラッグ&ドロップ・インターフェイスを使用したモバイルアプリでプログラムできる教育ロボット、Sphero が採用された。

釜石で以前行われたYouthSpark Live ロボットチャレンジからの動画をご覧いただきたい。

チームには、自分たちのロボットが競争するコースをデザインするというタスクが与えられた。障害物は、いくつでも設置でき、各障害物の回避に成功するごとに得点が得られるというものだ。追加得点は、ループと変数の使用によって授与された。

この90分セッションは基本的な操作の学習から始まり、各チームが自分たちのロボットをコースで走らせながら、追加得点を稼ぐという競争で終わりを迎えた。チームは、所定時間にチャレンジをうまく終了させるため、素晴らしい想像力と不屈の精神を発揮した。

大半の参加者がプログラミング未経験の中で、このアクティビティーは、コーディングを使って物理的物体を動かす実践となっただけでなく、物事を実行に移すための自信を参加者に与えた。彼らは、現代のツールと、ポジティブな姿勢で、プログラミングは誰にでも可能であり、無数の使い道があることを理解した。

後のセッションでは、参加者が卒業生コミュニティに抱くアイデアの核心、夢・目標を掘り下げるのに有効な思考プロセスのデザインについて紹介した。よく用いられる Holstee社の社訓のように、iLEAP卒業生マニフェスト(以上の文章の通り)は、卒業生グループの可能性を以前議論した中で持ち上がったアイデアや信条を噛み砕いたものだった。それはコミュニティとして共有された価値観と信条であり、彼らが団結するための一連の価値を提供できた。
マニフェストはまた、2つ目のコーディング・セッションの素材ともなった。それはウェブサイトの作成を通した、コミュニケーションに焦点を絞ったコーディングだ。

提供されたウィンドウズの Surface PCを用い、マニフェストはワークショップのために参加者がHTMLとCSSを使って作成した WordPressサイトへと掲載された。

2つ目のウェブサイトアクティビティーでは、ペアを組み、互いにインタビューし合い、収集した情報で WordPressに相手のプロフィールページを作成した。

ウェブサイトは一般公開用ではなかったが、3つの重要な目的を果たした。オンラインコンテンツ作成とコーディングの実質的な経験の提供、インタビューを通してコミュニティメンバーにお互いを知ること、コミュニティが、作成予定である卒業生の Yammer 情報交換ポータルサイトに使える重要なコンテンツとデータの収集だ。

まだ始まったばかり。

ワークショップはiLEAP卒業生コミュニティに、思考し、議論し、ディベートする機会を与えた始まりの地点でしかない。それは、この先にある彼らの社会的リーダー、グローバル市民としての可能性を照らした。

共同体のマニフェストの初期ドラフト作成によって、また豊かな相互関係を築くことによって、チームは今、彼ら自身の卒業生ポータルを作成する確かな土台を得た。彼ら自身が選んだプラットフォームでYammerを使い、マイクロソフトのサポートを引き続き得ることが可能だ。
このことで、より深いチーム間の関係と協力を促進できることだろう。

Make It Creative は、ポジティブな社会の変化を目指す個人たちが集い、能力を得て成長することに貢献をしながら、iLEAPコミュニティと引き続き関係を発展させることを楽しみにしている。

「卒業生同士が協力し合い、新しくクリエイティブなものを作り上げているのを見られるは、とても嬉しかったです。特にコミュニティのために何かしたいと積極的に考えてくれているのは、大きな喜びでした。

ご支援、また特別な機会をいただきまして、ありがとうございました!」

Kei Eriksen氏
iLEAP シニア・プログラム・マネージャー